高校時代まで漫画家を目指していましたが、ストーリーを作るのと人物の描写の難しさに悩んでいたところで、友人に自動車の絵を描いて欲しいと頼まれ、R34 スカイラインGT-Rを描きました。

その絵を描く少し前に、父親が購読していたCAR and DRIVER紙の表紙が、ずっと写真だと思っていたらまさかの絵だったということに気付き、すごい衝撃を受けました。その時の表紙が、渡邊アキラさんだったのか、岡本三紀夫さんだったのか定かではありませんが、両氏のイラストから衝撃を受けたことは間違いありません。

というわけで、友達に頼まれたイラストは必然的に写実的な絵を目指して描くことになりました。その絵が大変好評で、漫漫画家を目指す人生からは逸れたものの、そこから「クルマ・バイクの絵描き」になる！という確固たる信念を持つ間違った人生が始まりました。

自身を含め、父親、友人など周りにクルマ好きが多かったためさらに触発され、他の友人にもクルマの絵を頼まれ、褒められ、浮かれ、絵描きを目指すべく芸大に行きたい宣言を発布。母親に「そんな金はない」の一言で却下され、専門学校の道も近所の芸術系学部がある学校も「偏差値低い、芸術系で飯が食えるか」の二言で却下。
そんなわけで学問で自分ができそうで一番面白そうだった商学部流通学科というものがある大学に進学。
マーケティングの楽しさを学びました。
 

学校卒業と同時に就活もほとんどせずアルバイトをしながらだらだらイラストレーターを目指し始めました。
ただ、それでも現在の「artK-R」という名前は、自身がやりたいイラストレーターを基点とした、仕事の方向性とそれに伴うブランディング意識を持って付けたものでした。

そんなわけでイラストレーターとしての人生は、若干間延びするものの大学卒業後の2004年から始まります。

この続きは経歴とともにまた更新致しますので、あしからずご了承ください...